Db2 強制TKO後のスプリットブレイン時の動作について

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スプリットブレイン時にプライマリ側でサービスを継続したいという要件があり、テストを繰り返していたのですが、なかなかうまく動作せずに四苦八苦した思い出があります。
その際に公開されている情報を知り愕然としたことがあったので記しておきたいと思います。

スプリットブレイン時の動作

Db2 で通信エラーなどが発生しクラスターソフトによってTKOが発生した後に場合によってはスプリットブレイン状態になっている場合があります。その際、Db2 は仕様として旧プライマリをシャットダウンし、旧スタンバイ側でサービスを継続しようと試みます。

設計・テスト時の考慮

この動作を前提としてスプリットブレイン時の設計・テストをする必要があります。
Db2 においてはスプリットブレイン発生時にそのまま旧プライマリ側でサービスを継続する事は難しいのですが、テストの項目として「スプリットブレイン発生時にプライマリ側でサービスが継続できること」とか上げてしまうと予想外の動作になってしいます。

お客様によってはなるべく元のプライマリ機でサービスを継続させてほしい、というご要望をいただくことがあるかと思いますが、この辺は事前にお伝えしておく必要がありますよね。

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