Db2 HADR on GCP – Part 7 Db2 インスタンス作成

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前回で Db2 HADR 構成のスタンバイ機用の VM インスタンスを作成したので、それぞれで Db2 のインスタンスを作成していきます。今後はそれぞれをプライマリー機、スタンバイ機と表記します。

Db2 インスタンス作成

db2icrt

プライマリースタンバイでそれぞれ Db2 インスタンスを作成します。

# /opt/ibm/db2/V11.5/instance/db2icrt -p db2c_db2inst1 -u db2fenc1 db2inst1
正常に実行が完了しました。
詳しくは、「/tmp/db2icrt.log.1000」にある DB2
インストール・ログを参照してください。
DBI1070I プログラム db2icrt は正常に完了しました。

処理が正常に完了したことを確認後、一応ログも確認しておきます。

# cat /tmp/db2icrt.log.1000

あっという間ですよね、これで Db2 のインスタンス作成は終了です。

今回は /etc/services にポート設定を行い db2icrt コマンド実行時に指定していますが、最低限以下の準備を済ませておけば Db2 インスタンスの作成は可能です。

  • 管理ユーザーグループ(db2iadm1)を作成しておく
  • 分離ユーザーグループ(db2fadm1)
  • インスタンスユーザー(db2inst1)を作成しておく
  • 分離ユーザー(db2fenc1)を作成しておく

SSH設定

このあと実施する Db2 のネイティブ暗号化でプライマリーで作成したキーストアとスタッシュファイルをスタンバイへ scp 転送するために事前にSSHの設定を行います。設定するユーザーは db2inst1 で行います。

SSH キー作成

プライマリーの db2inst1 で以下のコマンドを実行します。

$ pwd
/home/db2inst1
$ id
uid=2000(db2inst1) gid=2000(db2iadm1) groups=2000(db2iadm1)
$ ssh-keygen -t rsa -b 4096
Generating public/private rsa key pair.
Enter file in which to save the key (/home/db2inst1/.ssh/id_rsa):
(いろいろ聞かれますが全て空エンターで問題ありません)
:
:
:
+---[RSA 4096]----+
| ..++oo |
:
:
+----[SHA256]-----+

問題なくキーが作成されたか確認します。

$ ls -l /home/db2inst1/.ssh
-rw------- 1 db2inst1 db2iadm1 3389 11月 17 13:46 id_rsa
-rw-r--r-- 1 db2inst1 db2iadm1 747 11月 17 13:46 id_rsa.pub

SSH キー交換

id_rsa.pub が公開鍵、id_rsa が秘密鍵になりますので、公開鍵の中身をコピーしてスタンバイ
~/.ssh/authorized_keys へ貼り付けます。スタンバイで以下の作業を行います。

$ mkdir -m 700 ~/.ssh
$ ls -la
drwx------ 2 db2inst1 db2iadm1 6 11月 17 14:13 .ssh
$ vi ~/.ssh/authorized_keys (公開鍵貼り付け)
$ chmod 600 ~/.ssh/authorized_keys
$ ls -l ~/.ssh/authorized_keys
-rw------- 1 db2inst1 db2iadm1 747 11月 17 14:15 /home/db2inst1/.ssh/authorized_keys

プライマリーから ssh を実行します。

$ ssh <スタンバイのVMインスタンス内部IP>

スタンバイからプライマリーへの ssh もできた方が便利そうなので、同様に設定しておきます。
手順は上記のプライマリースタンバイの手順を入れ替えて実施するだけですが、プライマリーではすでに ~/.ssh のディレクトが存在していますので、mkdir の手順は省略可能です。

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