Db2 モニタリングツール

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Db2 のモニター関数として mon_get 関数が提供されていますが、この関数を使用して日次のモニタリングを行う運用をしているプロジェクトが多いと思います。そのため、構築段階でどの mon_get 関数などを使用して、どんなモニタリングをするのか運用・監視設計を行い、結果監視ジョブで実行するためのシェルを書くという事が多いと思うのですが、毎回似たようなシェルを書くのって面倒ですよね。今回は公式で案内されているスクリプトを何種類かご紹介させて頂きます。

DB2モニタリング情報取得ツール

下記 URL で Db2 Noモニタリング全般について紹介されているので、記事全般が役にたつと思います、その中でもページ下の方で「DB2モニタリング情報取得ツール」というツールが紹介されています、ツールは MON_GET 関数を使用して定期的に結果ファイルの出力を行ってくれるシェルなのですが、すごく役に立ちます。

注意点として提供された時期が古いこと、および AIX 用なので ksh で書かれているというところです。
この2点に注意した上で、そのまま使用するのではなくプロジェクト毎に書き換えたりするのが良いと思います。まったくの新規でシェルを作成するよりは工数は減らせると思っています。

人によっては ksh から bash に書き換えるくらいなら、新規で0書いた方が早いという方もいると思いますが、参考までに。

Db2 Persistent Data Collection Scripts

DB2モニタリング情報取得ツールは mon_get だけの取得でしたが、Db2 に関連しそうな情報をまとめて取得してきてくれるスクリプトになります。mon_get、db2pd の出力のほか vmstat や netstat なども含まれます。

こちらはシェバンが指定されていないので推測になりますが、前提条件に kshell とあるので、多分 ksh で書かれているようです。シェル内で OS による切り分けが行われていて AIX or Liinux で動作しますが、気持ち悪いようであれば、こちらも参考にしながら bash に書き換えるという感じです。

日次の運用で使用できそうなスクリプトを紹介させていただきました。
基本的にはそのままで動作するスクリプトですが、プロジェクト毎に編集してもらってそれをアセットとしてメンテナンスしていくという方が現実的だと思います。
それでは、ありがとうございました。

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